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「ルージュ:硝子の太陽」

姫川玲子シリーズ「ルージュ:硝子の太陽」(誉田哲也著)読みました。

 

まさに慟哭したくなるほどにしんどい。

 

あまりにしんどくて吐きそうなので、感想を書きだします。(ネタバレあり)

誉田さん、玲子にどんだけ十字架背負わせればいいんですか(泣)。

ストロベリーナイトにおける大塚の死、インビジブルレインでの牧田の死と姫川班解体etc...今までもいろいろしんどくて辛い運命を背負ってきたけど、今回はかなりダメージが大きい。

作中最後の玲子の気持ちと完全にリンクしてしまっている。 
感情的に被疑者取り調べをする玲子の声が、玲子の慟哭が、頭の中から離れない。 

 

まさか林総括、あなたまで命を落とすことになるとは。ショックが大きすぎて、信じられなかった。 
この衝撃は、大塚の死以来かもしれない。 


林総括の殉職は、直接的に玲子が原因というわけではない。 
ただ、被害者高志のダッフルコートについて、もっと突っ込んで調べておけば、真犯人にもう少し早くたどり着けたかもしれない。そうすれば、林総括を死なせずに済んだかもしれない。 
玲子はきっと、そうやって自分を責め、悔やんでいるから、その悔しさややるせなさや悲しみが読者である私にも襲ってくるから、どうしようもなく辛い。 
自分に関わる人たちがどんどん不幸になっていくのではないか、死神とまでささやかれるようになってしまったこの状況での出来事だからこそ、余計に辛いんですよね。 

だって、あの姫川玲子が、菊田に思わず「刑事やめたい」と口にしてしまうほどの出来事なんですよ?

 

ただ、そんな状況でも、菊田がいてくれて良かった。 
玲子の気持ちをちゃんと受け止めてくれる菊田がいてくれて、本当に良かった。 
あ、こういう時は井岡も(笑)。 

 

菊田は、敵も多い玲子の本当によき理解者で、右腕で、救いとなる存在で。 
ブルーマーダーで菊田は既婚者として玲子と再会するけれど、私は今の2人の関係のほうが好き。 
玲子と菊田は結婚してもうまくいったかわからないし、男女の関係を超えた、配偶者や恋人ですら立ち入れない信頼関係や絆で結ばれた2人の関係性がどうしようもなく好きなんですよね。 
それでも、菊田より立場が上の玲子は、菊田ら部下を守るために単独行動に出て菊田を悩ませるわけだけれども。 
インビジブルレインでも描かれたけど、菊田が立ち入れない玲子の心の闇みたいな部分はあって。 
そこが菊田をまた寂しくさせちゃうんだよな〜。 

 

ルージュの文庫版には後日談に当たる読み切りの「カクテル」も収録されていて、これのおかげで少しは救われるけれど、本編の余韻と衝撃はなかなか消えてはくれない・・・。 

 

ちなみに、「旧姫川班」が「旧石器時代」みたいに見えるのは私だけですかそうですか← 

 

林総括の後任はあの日下警部補みたいだし、まだまだ玲子には試練が襲い掛かりそうだなあ。 
誉田さん、玲子を幸せにするつもりは全くなさそうだもんなあ。 

 

次は双子作品である「ノワール」を読みます。 

 

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